実は子育てをしていました。アタシ。
小さな子猫。
仮ですが名前を決めました。
よっちょろ命名:七味(しちみ)
しばらくはこの子の話ばかりになるかと思います。
それで七味ブログを作りました。
『がんばれ七味くん!!』
http://ameblo.jp/ya-ku-mi/右のLINKSにもあります。
新しい家族を探しています。
実家近くで
ずっと子猫が鳴いてるって聞いていて
保護する前夜は隣家あたりで一晩中鳴いてたそうです。
そのお宅は犬嫌い猫嫌い。
家の前は交通量が多く、動物の交通事故が多発します。
そのつい数日前にも、ノンちゃんに会いに来ていた猫さんが事故に遭い死んでしまいました。
なんとなく心配で、ちょっと様子を見るつもりで覗きにいきましたら
目ヤニで両目がふさがってる小さな猫ちゃん
わさびとノンちゃんを見つけた時より小さかったのでビックリしました。
逃げるかな?と思いながら声をかけると
「病気がうつったらいけんけ触ったらダメよ」という父の声
でもすでに駆け寄ってきてアタシの手の上に乗ってました。
その姿に
頭の中は「病院に連れて行かなきゃ」しかありませんでした。
300gで男の子。
およそ1ヶ月だということでした。
猫風邪で目ヤニはひどかったけれど
眼球は無事で
薬で治ると言われました。
蚤や蚤の糞がいっぱいで
体を触るとゴツゴツというかボコボコというか・・・
蚤とりのスプレーをしてもらいました。
感染症を持ってるかもしれないので
1〜2週間は完全隔離。
目は眼軟膏で比較的すぐに(1週間くらいで)治りました。
お水を飲んでくれなかったので
最初はミルクも必要でしたが
離乳食もモリモリ食べてくれて安心しました。
お皿からミルクを飲むのが下手っぴで顔を突っ込んでしまいました。
哺乳瓶を買ったのですが先端を噛み切ってしまう(3個ダメにしました。笑)ので
スポイトで頑張りました。
ミルクを卒業し
お水を飲んでくれたときはちょっと感動しました。
最初は水分たっぷりのドロドロ離乳食をチュッチュと音をたてて食べていました。
段々と水分量を減らしていったのですが
離乳食はなかなか卒業できませんでした。
途中オシリから虫がこんにちはして駆虫薬を飲ませました。
軟便〜下痢を起こしたり
突然熱が出たりもしましたが
病院で注射してもらいお薬を飲ませたら
すぐに回復しました。
アタシ以外にはフーシャー言ってたけど
段々とそれも治っていきました。
突然の離乳食の卒業。
ある朝、ふやかしゴハンよりカリカリのほうがよくなっていて
ビックリ&嬉しかったです。
うちでは飼えないので里親探しをしていました。
mixiでお世話になってるかたが
七味を飼っても良いよと言ってくださってて
とても楽しみにしてくださってました。
キャットウォークまで準備していただいてました。
体調が安定して
カリカリ食にもなって
7月4日、いよいよ血液検査
そこで猫エイズに陽性反応が出てしまったんです。
生後1ヶ月くらいからうちにいるので母子感染です。
でも猫白血病とは違い感染力も弱く
母子感染もしにくいと聞きます。
だのに七味は
お母さんからもらわなくていいものをもらっていました。
お婿入り予定だったおうちには先住猫(高齢で持病のある猫さんがいます)さんがいるので
破談になってしまいました。
発症してるわけではないけれど猫エイズキャリアの子猫です。
断られて当然のことだと思うのに
かかりつけの主治医さんに相談までしてくださいました。
ガッカリさせてしまったのに
色々考えてくださって
感謝します。
エイズ陽性のショックは後からじわじわやってきました。
病院〜実家までは平気だったんですが
家に帰るとダメでした^^;
七味部屋でメソメソ
七味が悪いわけじゃないのに
こんなに小さいのになんて不憫なのだろうって
猫エイズは発症しなければ普通の子と同じ
ストレスのない生活をおくれば発症しないで天寿を全うできるそうです。
色々考えたけれど
エイズキャリアだからこそ
ストレスなく生活できる環境で暮らさせてあげたい。
病気を理解して
それでも七味をむかえてくれる里親さんを
探そうと思います。